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マウントジョン   Mt. John

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テカポ湖の西側にあるMt.Johnは、氷河の侵食によって作られ、地質学上は砂岩でできた 羊背岩(ようはいがん)と呼ばれる岩の丘です。標高は1031メートルあり、その頂上には 地球上最南端に位置するMt.John天文台があります。

天文台建設にあったっては、晴天率の高さ、光害の少なさ、標高の高さ、 交通の便のよさなどが考慮され、5箇所の候補地の中からテカポが選ばれました。 1965年にアメリカのペンシルバニア大学とニュージーランドのカンタベリー大学の 協力によって最初の望遠鏡が設置され観測が始まりました。 1969年から1983年にかけては、アメリカ政府により旧ソビエト連邦の軍事衛星軌道を 追跡する施設としても使用された歴史があります。

現在はニュージーランドのカンタベリー大学が運営しており、主に南天の星空の研究活動に 5つの望遠鏡が使われています。2004年には日本の名古屋大学によって口径1.8メートルの MOA望遠鏡が完成され観測を始めました。 このニュージーランド最大の望遠鏡はMOA(モア)プロジェクトに使用されています。

MOAとはMicrolensing Observations in Astrophysicsの略で、 「マイクロレンズ効果を用いた宇宙物理学的観測」という意味です。 このマイクロレンズ効果とは、星の前を大きな質量を持った物質が通過したときに、 その重力によって背後の星の光がレンズを通過したように曲げられて、 一瞬星が明るく見える現象のことを言います。南半球には星が密集した天体があります。 大小マゼラン銀河と天の川です。これら星の密度の高い系外の惑星だけでなく、 ブラックホールなども確認されるかもしれません。

MOAプロジェクトについて、より詳しい情報は下記ホームページをご参照下さい

MOA_logo

名古屋大学 MOAページ

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