Earth & Sky Ltd., P.O. Box 112, Lake Tekapo 7945, New Zealand.
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マウントジョン Mt. John
マウントジョン天文台見学ツアー Mt.
John Day Tour
マウントジョン天文台 星空ツアー Mt.
John Observatory Stargazing Tour
コーワンズヒル 星空ツアー
Cowan's Hill Stargazing Tour
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Astrophotography workshop
マウントジョンハイキング Mt.
John Hiking
パノラマウォーク Panorama
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コーワンズヒル草花ウォーク
Cowan's Hill Hiking
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Café
レイクテカポ Lake
Tekapo
テカポ見所満載ツアー
Sightseeing in Tekapo
送迎サービス Transfer
Service
Earth and Sky は世界一綺麗なテカポの夜空を世界中の人に案内しています。 1994年に Tekapo Tours としてスタートし、2004年にEarth and Sky へと名前が変わりました。

綺麗な星空は宇宙への窓 「星空自然遺産」
地球環境が問題となっているなか、異常気象はテカポでも日常的になりました。 雨の少ない夏に大雨が降り、冬の最低気温も5度あがりました。
この異常気象は星の見え方にも影響を及ぼし始めています。 テカポの素晴らしい星空の特徴の一つに、目の高さに沢山の星が見えるということがあります。 しかし近年見えにくい日が多くなってきているように思えます。 これは南半球の大気中にも塵の量が増え、空気中の水蒸気がその周りにくっ付き、薄い雲の幕を作ってしまうためと考えられます。
星が綺麗に見えるためには、塵も水蒸気も少ない透明な大気と、広大な暗闇の大地が必要です。 テカポの町が大きくなり、町明かりが空を照らして夜空を明るくしてしまうと星は見えなくなってしまいます。 テカポでは当たり前に見えている天の川も見えなくなってしまうでしょう。
一度見えなくなってしまった星空を元にもどすのは大変です。 今あるものを長く後世に残す努力が求められています。

集会では、どんな施設を作り、どんな町にしてゆくかを話あいましたが、「何もしないで、現状のままにする」という選択はありませんでした。 開発を主導する当時の市長さんをはじめ、大多数の人は開発に賛成し、「何もしない」という私の反対意見はまったく相手にされませんでした。 折からの好景気が大勢の人を、町の再開発・不動産投資、へと向かわせていたのです。
そんな中、暗い環境を守るには星空を世界遺産にしてしまえば良いのでは、と気付きました。 国立公園では開発に反対、という印象だけが残りますが、世界初の世界星空遺産 ということになれば地元の人々の誇りにもなり、国の賛同も受けやすいのではないかと考えてのことです。
しかし世界遺産になるということは、自由な経済活動が制限されることにも繋がりかねません。 このアイデアは広大な敷地を持つ牧場主や、地方自治体、建設業に携わる人々には、まったく受け入れられるものではありませんでした。
その後、再開発計画は具体的になってゆきますが、転機がやってきました。 2008年にあったリーマンショックと2009年の世界天文年です。
リーマンショックの影響はニュージーランドへも及び、軒並み大きな開発が中止となりました。 テカポでも具体化していた大きな商用施設の建設が取り止めになりました。 経済危機は、テカポの星空保護へ好影響をもたらしたように思えます。
折りしも、ニュージーランド人の協力者と進めていたIAU(世界天文学連合)やUNESCOへの働きかけも他の国々の賛同を得られるようになりはじめていました。 2009年の世界天文年では、IAUとUNESCOが共同で式典を行い、その際にIAUからUNESCOへ星空を保護対象とする提案がなされました。
各国のUNESCO代表者や、UNESCO理事国の間では星空について討議がはじまり、2010年のブラジルでの総会で、初めてStarlight Reserve と言う言葉が使われました。 その席上、ニュージーランド 代表とスペイン代表から説明が行われています。
2010年12月現在、UNESCOの理事国会議でも多くの賛同を得られたStarlight Reserve 案は、ニュージーランドのテカポをテストケースとして取り上げ、具体的な検討がスタートしているとの連絡を受けています。
2010年、ニュージーランド国内では、「世界初のStarlight Reserve」という見出しでテカポの星空がニュースになり、世界星空遺産は皆の注目するところとなりました。 テカポの村にもニュースは届き、村の人々はそれまで当たり前に思っていた星空が、世界で一番綺麗な星空であることに気づくことになります。
このリーマンショックから世界天文年、ブラジルでのUNESCO年次総会にいたる経緯の中で、テカポの世界星空遺産運動は新しい局面を迎えました。これまで見向きもしなかった人達や、反対してきた人達、そして地方自治体も星空の持つ価値について、これまで以上に関心を持つようになってくれました。
これはとても大きな前進となりましたが、新しい課題も顕著になってきました。 世界星空遺産の主な目的は暗い環境を守って、星が綺麗に見える状態を維持することにありますが、大きな経済的な効果も期待できるものです。 新しく星空に関心を持ってくれた人達の中には、星空をテカポの再開発促進と捉えている人もいるようです。
UNESCOが設定する条件が厳しいものになり、経済活動や開発計画に大きく支障をきたすようであると大勢の人は反対するでしょう。 自由な経済活動ができ、開発の助けとなるようであれば賛成者は増えると思われます。
私とマウントジョン天文台で観測を行うカンタベリー大学関係者は、そんな状態を危惧しています。 私達はUNESCOの規定が暗い環境維持に役立つものであれば世界星空遺産促進に賛成です。 しかし他の遺産でも見られるように、世界遺産になることで遺産が壊されてしまうのであれば反対です。 世界星空遺産をテカポの開発計画の推進力だけにし、宇宙への窓を閉じてはならないと思います。
宇宙に浮かんだ地球は、かけがえのない奇跡の星
私は草むらに寝転んで星を見ているのが好きです。星は皆同じ方向に動いてゆき、その反対方向にまわっている地球の自転が背中に伝わってきます。
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宇宙にはロマンや夢と一緒に多くの危険もあります。 地球にぶつかりそうな 小惑星や、凄い威力を秘めた太陽風、突然起こるかもしれない近隣の星の爆発など、これからも星の良く見える環境の中で観測を続け、宇宙の本当の姿を知らなくてはなりません。 |
地球や人類が辿ってきた歴史は、これからも繰り返されるでしょう。
今私達はかけがえのない星の、奇跡の瞬間に生きています。
小澤英之
Earth and Sky Director

